韓国に住む外国人妻のはなし

韓国在住歴4年目になる韓国ライフ発信ブログ

就職氷河期が続く!?韓国での就職

大学を卒業してからもう数年が経ち、
国外での生活も長くなってきたので
「同窓会」やら「OBOG会」などとは縁の遠い生活をしていました。

そんな中、年に一度開かれていた大学のOBOG会が
コロナの影響でオンラインに切り替わり、
遠方に住むわたしの元へもお誘いをいただき参加してきました。

現役の大学生というと、若々しく希望に溢れている反面、
思っていたよりずっと大人びていて、なんだかハッとさせられたような。。

そんなOBOG会で、後輩の皆さんに

・どうして韓国に住んでいるのか?

・どうやって韓国で就職したのか?

・韓国の職場環境ってどうなの?

というような質問をたくさんいただいたので、
同じような悩みを抱える方のために書き起こしておこうかな、と思います。

 

私も韓国に住み始めて、日韓夫婦の繋がりで
韓国在住の奥様達と知り合いましたが、
一般企業で正社員勤務している方は意外と少ないような。
(子育てやいろいろな事情があるわけですが)

 

そこで今回は韓国での就職に焦点を当てて
書き進めていきたいと思います。

韓国で住み始めたきっかけはこちらをご覧くださいね。

illbethereforyou.hatenadiary.jp

 

韓国での就職について

韓国での就職方法は主に、3つあります。
一つ目は、なんと「コネ」。

堂々と胸を張って就職方法として謡っちゃう「コネ」

日本でいうと、コネって少しいやらしい(?)、
ずるい就職手段と思われがちかもしれませんが(コネ就職の皆さんはグッとこらえて)、
韓国では、意外と正規の手段として
「〇〇からの紹介で入社いたしました(ドヤ」と言い張れます。(個人の感想です)
人と人との繋がりを大切にする文化からなのか
(日本がそうでないという意味ではありませんよ)、
知っている人が紹介するのであれば、それなりの人材だろうと、
ある程度の信頼が持てるからだと解釈しています。

私自身も、学生時代に知り合った友人の紹介で、
日・英・韓の通訳のアルバイトを任されたことがあります。
なかなかハードな仕事でしたが、
やりがいのあるバイトで紹介してくれた彼女には今でも感謝しています。

語学学校や大学付属の語学堂、大学院での就学中に、
先生や周りの学生と親しく関係を築いておくことは
韓国生活においてめちゃくちゃに大切なことなのです。

普段から、人付き合い大切にしている!という方なら引き続き頑張って(笑)、
そういうの苦手なほうだ・・・という方は、
せっかくの韓国生活中だけは勇気を振り絞って
友好な人付き合いを築くことにチャレンジしてみるのをお勧めします。

日本の就職サイト

続いて、おそらく在韓日本人がこよなく愛する「コスネト」。
韓国旅行の際にもよく検索に使われるので、
知っている方は多いですよね。

韓国語が不慣れなうちは、韓国に関するありとあらゆる情報が
日本語で掲載されているコスネトには大変にお世話になりますた。(すた)
その節はありがとう、コネストちゃん。

コネストサイトの中でも、生活掲示板というひと昔前の掲示板スタイルで、
韓国の雇用情報を掲載している企業やバイト先が数多くあります。
たまに韓国語だけで投稿する猛者担当者もいますが、
ほとんどの投稿が日本語で記載されており、
希望の職業形態や勤務地などを参考にしてみてください。

私もコネストを通じて、とある勤務先に出会い、
就職まで辿り着いた経験があります。
ラーメン屋さん、寿司屋さんなどのアルバイト情報が豊富で、
希望する雇用形態の情報がなかなか見つからず、
数か月間、毎日コネストにログインしてF5(画面更新)を押していたさきに
出会った就職先でした。

在留資格に沿った勤務時間は遵守しましょ。バレないだろうって資格外の勤務をして一斉摘発されていたのは、そう遠くないお話です。

 

韓国の就職サイト

韓国語にそれなりの自信がついてきたら、
もしくは協力的な配偶者やご家族の助けで韓国語に不自由がなければ、
韓国の就職サイトで就職活動を行うのが最も広範囲で活動できます。

  • サラミン
  • ジョブコリア

などなど、マイナビリクナビなどと同様に自信のエントリーシート
マイページ上に登録し、希望の雇用先に申請していきます。
PRシートを公開しておくことで、
希望する人材に当てはまる人材に、雇用先から直接連絡が来ることもあります。

前述した就職先に、就職が決まってから、
サラミンを通じてとある企業からお声がけいただき、
あいにくお断りした経験がありますが、
ちゃんと見つけてくれるんだなぁと感動した記憶があります。

 

「韓国語を上手に話せる人なんて上には上がいるし」
「ていうかそもそも日本語話せる韓国人と比べたら何よりも劣る」
・・・などと自信喪失しがちな韓国での就職活動ですが、
自分の希望に合った就職先がどこかに転がっていることを信じて、
様々なサイトで探し続ける粘り強さが大事だと思います。

最初に挙げた「コネ」しかり。
就職の道は自分で見つけるしかない!
せっかくの韓国生活が豊かなものになるように、
くじけず、がんばってください。

ご質問があればお問い合わせフォームからどうぞ。