韓国に住む外国人妻のはなし

韓国在住歴4年目になる韓国ライフ発信ブログ

韓国籍をもつ韓国人との婚姻

韓国籍を持つ韓国人、と遠回しな言い方をするのは「〇〇人」というカテゴライズと所有する「国籍」が必ずしも一致しないケースがあるから。

私が結婚した「韓国に住む韓国籍を持たない外国人」と結婚する場合の流れは、実はネットサーフィンしても全然経験談が見つからない。ので、経験者として詳しく書き起こすとして、今回は「韓国籍をもつ韓国人との婚姻」について。

 

一般的に、韓国籍を持つ韓国人と婚姻届を提出する場合には、下記いずれかの流れがあります。この記事ではそれぞれの流れを紹介していきます。

①日本へ先に婚姻届を提出し、韓国へ「婚姻届の報告」を行う

②韓国へ先に婚姻届を提出し、日本へ「婚姻届の報告」を行う

 

 

まずは

①日本へ先に婚姻届を提出し、韓国へ「婚姻届の報告」を行う

(1)日本の役所(本籍が無くても可)へ下記書類を提出

  【日本人側の提出書類】

   日本様式の婚姻届
   戸籍謄本(提出先の役所へ本籍がない場合)

  【韓国人側の提出書類】

   パスポート

   基本事項証明書

   家族関係証明書

   婚姻関係証明書 

   ※証明書3件は日本語訳を作成

 

(2)婚姻届受理後、日本の役所にて「婚姻届受理証明書」を受け取る

(3)在日韓国大使館(領事館)へ下記書類を提出

   婚姻届受理証明書 ※韓国語訳作成

   家族関係証明書

 

続いて、下記のケースについても流れを。

②韓国へ先に婚姻届を提出し、日本へ「婚姻届の報告」を行う

(1)在韓日本大使館にて「婚姻要件具備証明書」を取得。パートナーと二人で来館し、下記を提出。

  【日本人側の提出書類】

   申請書(大使館窓口にある)

   戸籍謄本(取得後3か月以内)

   パスポート

   手数料 12,000ウォン ※現金のみ

  【韓国人側の提出書類】

   婚姻関係証明書

   身分証

 

(2)韓国の役所に婚姻届を提出。

  【日本人側の提出書類】

   パスポート

   戸籍謄本 ※韓国語訳作成

   婚姻要件具備証明書 ※韓国語訳作成 

  【韓国人側の提出書類】

   家族関係証明書

   住民登録証

   婚姻申請書 ※証人のサイン必要

 

(3)婚姻届受理後、在韓日本大使館を通じて、または日本の役所へ直接婚姻届の報告を行う。

※在韓日本大使館を通じて手続きする場合、下記書類を提出。

  【日本人側の提出書類】

   パスポート

   婚姻届 2通 ※大使館窓口にある

   戸籍謄本 2通

  【韓国人側の提出書類】

   パスポート

   婚姻関係証明書 2通 ※日本語訳作成

   家族関係証明書 2通 ※日本語訳作成

***日本大使館を通じて手続きする場合、正式に受理されるまで最短2週間~長くて2か月掛かる場合があるそう。時間に余裕がある方はいいけれど…。

 

※日本に帰国し、日本の役所にて手続きする場合、下記書類を提出。

  【日本人側の提出書類】

   婚姻届 1通

  【韓国人側の提出書類】

   婚姻関係証明書 1通 ※日本語訳作成

   家族関係証明書 1通 ※日本語訳作成

   基本証明書    1通 ※日本語訳作成

 

***提出書類については管轄の窓口や規則の改定により変わることがあります。事前に管轄窓口へ問い合わせされることをお勧めします***