韓国に住む外国人妻のはなし

韓国在住歴4年目になる韓国ライフ発信ブログ

爆烈コロナ禍に帰国してしまった話

日本でいうところの第6波、オミクロン株の流行により水際対策が史上最強に強化されたタイミングの2021年に帰国をすることになった。

個人的な事情と、病床についた家族の面会もあり、帰国者への世間の目が厳しいのを承知でやむなく帰国を決意したのだった。

当時の帰国に際して、必要だったものは下記の通り。

 

◉帰国前やることリスト(2021/12時点)

帰国に際して

1) 出入国管理局で再入国手続き(HI KOREA)

2) 72時間以内の陰性証明書

(厚生労働省のフォーマットを印刷してサイン)

3) ワクチン摂取証明書 (英語)

4) 到着後、日本空港で検査

5) 自家用車で移動

6) 14日間隔離→10日後、実費で検査し、陰性証明書提出すれば隔離免除

6日間施設隔離、6日目陰性なら自家用車で移動

・指定アプリで健康チェック

厚生労働省 到着前チェック入力

 

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韓国再入国に際して

① 72時間以内の陰性証明書

② koovでアプリを提示すれば検査なしで帰宅

③ 3日以内に自宅近くの保健所で検査隔離免除

1週間後に再検査

 

今思えばこんなに面倒なのによく帰ったものだ。

当時の備忘録として、それぞれの作業がいかに煩雑だったのか残しておかなくては(変な趣味)。

 

まずは韓国出発前に必要な陰性証明書の受給から。

日本国内で提出する陰性証明書は厚生労働省指定のフォーマットに記載が必要なため、

そこらの病院に適当に行ってPCR検査を受けるのでは不十分。

当時、コロナ検査の患者でどこも手一杯であろう病院は出国者のためのPCR検査自体受け付けていなかったり(本当申し訳ない)、検査は受けられるけど指定のフォーマットへの記載はお断りだったりと(本当申し訳ない)、可能な病院を探すだけ一苦労だった。

 

保健所に問い合わせし、区内で証明書発行可能な病院を複数聞き出し、病院に電話をかけてフォーマットへの記入をしてくれるのかわざわざ確認を取る必要があった。(ホームページには記載があっても、煩雑していて今は受け付けてないというケースもあった)

なにせ出発72時間以内の証明書を受け取るには時間管理を徹底する必要があったため、検査の時間と証明書発行のタイミング、フライトの時間までしっかり確認しないと出国すら危うくなってしまう危険があった。

 

区内の病院で電話を受け取るやいなや「あ〜日本の陰性証明?ハイハイ」とかなり無愛想ながらも面倒なフォーマット入力を熟知(笑)していそうな홍익병원を見つけ、ここでPCR検査を受けることになった。

 

そして、いよいよ当日。

午前の受付は9:0012:30。

ネットの情報では7:30に行って番号札を貰ったと言う人もいれば、10:00でも問題なかったとの情報あり。

 

極寒の季節だったため、朝から待機する必要は無いだろうと9:50に到着したものの午前受付分は終了したため、午後に改めて来るようにとのこと。

(受付は新館横のプレハブで)

 

午後受付は12:30から番号札を配るというので、11:30ごろ向かうと幸いにも午前分の追加受付を再開するとのこと。(午前分にキャンセルがあったのか余裕が出たようだった)

 

プレハブの受付窓口で申請書をもらい、その場で記入して提出。問診に呼ばれるまで、その場で待機し(大きいヒーターが一台のみあるが、寒さに弱い方は要注意)、プレハブ内に控えた医師との問診を行う。

名前と生年月日を答え、体調は問題ありませんね、日本行きなら証明書印刷してきてね、と説明されて終了。

その後、再度受付に問診が終わった旨告げると、PCRキットが手渡され、検査場のプレハブに移動する。このとき、陰性証明書をもらうための手引きが書かれた説明書を手渡されるので要チェック(後述)。

検査医師に名前と外国人登録番号を伝え、鼻と喉の粘膜検査を行なって終了。

当日の夜、カカオトーク(もしくはSMS)で結果が送られてくるまで帰宅して待機しました。

 

当日の18:00に、陰性のメッセージを受信。

翌日11:00に再度病院を訪問し、陰性証明書の発行を依頼しに行きました。

 

陰性証明書の発行

홍익병원 신관 1 원무과 / ホンイク病院 新館1 受付にてまずは申請の受付。

番号札を引いて、日本の厚生労働省指定の証明書フォーマット・パスポート・外国人登録証を提出。

手渡された書類を手に、別館へ移動し、별관 5 정신건강의학과 へ提出して記入してもらう。科の特性上、長時間待機の恐れもあるので注意。

 

これにて無事、最初の難関をクリア。

長くなるので続きは次回。